イソヒヨドリ:スズメ目/ヒタキ科/ツグミ亜科

イソヒヨドリ
    スズメ目/ヒタキ科/ツグミ亜科のイソヒヨドリです。漢字では磯鵯と書きます。
 このヒヨドリはメスで全身が灰褐色の羽装です。胸から腹にかけて白っぽい小さな波模様がありますがオスの羽装と比べ地味な感じです。メスは抱卵している時に川岸や海岸の小石にまみれて外敵から目立たないためでしょうか。
   イソヒヨドリは国内では留鳥または漂鳥として広い範囲で棲息・繁殖しています。岩場や礫(れき)のある場所を好み、海岸や、河川を棲息地として生活しています。海岸では昆虫やフナムシなど甲殻類が餌になります。
                     千葉県飯岡市の漁港で撮影。
イソヒヨドリ
   こちらは千葉県の天津小湊の海岸で出会った雄のイソヒヨドリです。羽装は頭部から胸、背、腰の濃い青色が映えます。そして腹部の赤褐色の配色はメスに比べて派手に見えます。表情はいつ見ても「怒っているんだぞ」という感じの顔つきとポーズが印象的です。
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      メスのソヒヨドリです。雄に比べて地味な羽装でいつもじっとして動かないことが多いような印象があります。何を見ているのでしょうか。餌になる昆虫やフナムシを探しているのでしょうか。                                                                                                                                                         千葉県飯岡漁港の堤防で撮影。

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イソヒヨドリのオスです。夕暮れ時で色彩が暗いようですが肩から上と腰・尾は青く、胸から上腹部が赤褐色です。
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  イソヒヨドリのメスです。千葉県佐倉市の高崎川で撮影。      水門の調整用ガイドに止まりこちらを見て警戒モードです。頬と翼は褐色でほかの部分の灰褐色とで地味な配色です。

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オスのイソヒヨドリです。チョト怖い顔つきをしています。雄成鳥は背、尾までの上の部分と顔、喉から胸までが明るい青色で、腹から下尾筒までは赤褐色の鳥です。翼は黒色で、羽の外側は青色が見られます。

千葉県天津小湊にて撮影。

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イソヒヨドリのオスは、写真のように青、赤と見事な色彩である。海岸のお気に入りの岩にとまって 昆虫やフナムシを捕らえて 生活する留鳥である。

メスは淡色で地味なグレーの羽装である。

千葉県いすみ市の太東漁港にて

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イソヒヨドリのオスです。千葉県飯岡漁港の堤防のテトラポットで姿を見せてくれました。

レンズを警戒しています。

背の青色と腹部の赤茶色が特徴的です。ey9i0879

とうとう逃げられました。飛翔している翼もきれいです。

夕時の撮影は終了です。

イソヒヨドリです。スズメ目/ヒタキ科/ツグミ亜科となります。

千葉県の太東岬の岸壁で餌を探しているオスです。

イソヒヨドリのメスです。風の強い海岸の流木の先端に

止まって餌探しです。

こちらは別のオス。上空の飛翔物に焦点を合わせています。

スズメ目/ヒタキ科/ツグミ亜科のイソヒヨドリです。海岸の堤防で

見つけた青い鳥です。これは雄。青色は頭部から背と尾までと顔から

喉、ムネまでが明るい青色です。そして腹から尾の下部が赤褐色です。

別の雄は青色が多いようです。チョット怒り顔でこちらを観察しているようです。海岸の岩場や崖、河川で見かけることが多い。小高い場所から観察し

て地表の昆虫やカニ、フナムシなどを見つけると急降下して捕食している。

こちらはメスのイソヒヨドリで頭部、背と、ほぼ全身が灰色ないし

青灰色を帯びた褐色です。そして全身にウロコ状の班がみられます。

雄と色彩が異なるところも興味深いです。 千葉県飯岡市にて。

以上、イソヒヨドリ:スズメ目/ヒタキ科/ツグミ亜科、でした。
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2件のコメント

  1. 藤田です

    フジタです。ご無沙汰しております。
    今後も楽しみにしています。

  2. 藤田さん、いつもありがとうございます。
    イソヒヨドリのオスは図鑑によるとブルーの頭部が新鮮です。どうにか撮りたいです。
    今後ともよろしくどうぞ♪
    鵜の目

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