オオタカ
          ワシタカ目/ワシタカ科のオオタカです。漢字では大鷹または蒼鷹と書きます。オオタカは希少なタカ類でが近年になって国内での個体数が増加傾向という報告があり大変嬉しい限りです。オオタカの世界における分布は北アフリカおよびユーラシア及び北米大陸と広い範囲に棲息し、繁殖しています。日本国内での分布は山陰地方から近畿地方以北の中部地方、関東地方、上信越地方、東北地方、北海道と広い地域で棲息し、繁殖している留鳥です。気温が低下する冬季は高地から暖かい平地に移住して越冬する傾向が多いので冬期は観察する機会が増えるといわれています。
 先日、思いがけずオオタカと出会い、興奮して撮影しました。オオタカは顔にきれいな眉班と黒い眼帯が見られる大きめなタカ類です。頭部から背中、翼などの上面は暗青灰色で、喉から腹部にかけて体の下面は白く、喉から腹にかけて暗灰色の横帯が見られる。正面からの眼光は迫力満点です。                      千葉県袖ケ浦市にて撮影。
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 養鶏場を襲ったオオタカ (休憩中?)です。オオタカの獲物は小鳥、ハトや、大型のカモ類、シギ、キジ、ヤマドリなどです。時にはネズミ、ウサギ,養鶏場で飼養されているニワトリなども対象になるようです。今日は養鶏場に現れて家禽であるニワトリを狙ってきたようです。窪地で食後の休憩でしょうか。こちらを睨んでいます。

                      千葉県袖ヶ浦市にて撮影。

 

開けた大空を飛翔する若いオオタカです。細かく素早く羽ばたきながら、時折滑空して直線的に飛んでいました。翼は幅広で腹の部分は白っぽい。翼にも腹部にも黒く細い横班が見られます。尾は長く黒い帯が4本みられます。

千葉県佐倉市にて撮影。

 

こちらは昨日につづいて飛翔姿を見せてくれたオオタカです。水田の上空を滑空しながら獲物探しでしょうか。そういえば小鳥たちは緊張しているのでしょうか鳴き声はほとんど聞こえません。生物連鎖の頂点に君臨しているオオタカの貫禄でしょうか。

千葉県成田市で撮影。

以上、オオタカ:ワシタカ目/ワシタカ科、でした。
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