ワシタカ目/ワシタカ科のノスリです。漢字では鵟と書きます。秋から冬にかけて稲刈りが終わった田圃や森の上空を翼を広げて悠々とした飛翔をくりかえし、獲物を探しているのを見かけることが多くなります。この季節には気候が暖かい地域に移動して避寒するようです。ノスリはワシタカ目では中型の部類にはいり、オスの体長は52㎝、両翼を広げると122㎝~137㎝あります。丸くて大きな黒く鋭い眼光で周囲を見回しながらの飛翔は重量感があり迫力があります。翼角の内側には大きな黒斑がみられこれがノスリの特徴です。
千葉県佐倉市で撮影。
稲刈りの後は野ネズミ、カエル、スズメ,昆虫、小鳥、蜥蜴などの獲物が取得しやすい環境になるようで初冬から田園地帯では良く見かけられます。
ノスリの世界的な分布はユーラシア大陸の温帯から亜寒帯の広い地域にわたり棲息・繁殖しています。日本では北海道から四国までの地域で棲息・繁殖する留鳥です。晩秋になると寒地や高地から低地の暖かい地域に移動して平地で見かける機会が多くなるようです。移動の途中で稲刈り後の田や草原などで狩をすることが多いようです。
飛翔中のノスリです。ノスリは日本国内では大きなタカ類の仲間になります。オスは体長52㎝、両翼の幅は122~137㎝と立派な体格をしております。飛翔時にも眼光鋭く周囲を見渡しており猛禽をみている感があります。
千葉県佐倉市で撮影。
冬の水田で給水バルブにとまってエサを探しているのか、休憩中なのか。
冬毛でしょうかふっくらしたノスリです。千葉県銚子市にて撮影。
飛翔中のノスリです。翼の内側両端に黒い班が見られました。翼の内側先端技術近くに黒斑があり、飛翔時のノスリか他のタカ類かの見分けのポイントになります。
千葉県銚子市で撮影。
電柱から飛び立つノスリ。
稲刈りの終わった水田で休憩中のノスリ。千葉県佐倉市にて撮影。
電柱の上で水田を見渡しているノスリ。千葉県旭市にて。
翼が幅広く長い。そして尾が短い。翼には翼角に黒斑が大きく目立つのが特徴のワシタカ類である。
翼を浅いV字形に保って帆翔する。
千葉県印旛郡酒々井町の水田にて出会ったノスリである。
ノスリの幼鳥でしょうか。電線にぎごちなく、それでもしっかりと止まっていました。
目が真剣です。電線の下は畑と荒地で野ネズミ、カエル、ヘビなど餌となるものを探しているようでした。
千葉県成田市にて撮影。
ワシタカ目/ワシタカ科のノスリです。開けた場所で餌をとります。この季節は水田や畑地で野ネズミや小鳥などを飛翔しながら見つけて餌とします。
水田の用水調節用具に停まって獲物を探しているノスリです。
体長は52~57㎝、両翼を広げると122~137㎝と立派な体格
です。
こちらは農作業用の鉄パイプにとまって
獲物を探しているのか緊張の面持ちである。
草むらのネズミ、カエル、ヘビ、昆虫などを餌にして
います。電線にとまって餌を探しているのでしょうか。
千葉県成田市にて撮影。
以上、ノスリ:ワシタカ目/ワシタカ科、でした。にほんブログ村
光のプーさん
こちらに向かって来るようですね。熊本ですか?挑発しているような・・顔つきが凛々しいですね。シャッターチャンス難しいのでしょうね。
鵜の目
九州出張で出会えましたが、ピントがいまいちでした。電信柱に止まっていたのですが、逃げられました。
GUTSMORI
ノスリ、とんび、鷹、どの辺が違うのかな?
鵜の目
似てますよね。アップするために野鳥図鑑に大変お世話になっております。アップした後も悩むんですよね、宜しく。