ペリカン目/ウ科のカワウです。漢字では河鵜です。
千葉県と茨城県の県境を流れる利根川の下流での光景です。カワウが大きなキャットフィッシュ(外来種のナマズ)をくわえて奮闘しております。カワウは先の曲がったくちばしと長い首が特徴ですが獲物のキャットフィッシュは呑み込めるサイズより大きいようでカワウから逃れようと暴れています。
カワウの産卵期は11月~6月と長めです。卵の数は3~4個、抱卵日数は25~28日位で21日間のニワトリより長いです。ヒナの巣立ちは生後30~45日とこれも遅いようです。
カワウ
カワウがキャットフイッシュをゲットしましたがチョット大きすぎたようです。一気に飲み込むには大きすぎててこずっているようです。
千葉県香取市の利根川河岸で撮影。
カワウあせっているようです。キャットフィッシュがからだをひねって逃げそうです。結末は水のなかでどうなったのでしょうか。
ペリカン目/ウ科のカワウです。漢字は河鵜と書きます。体格は体長84㎝、翼巾133㎝とウミウよりやや大きめです。ウミウと外見はよく似ていますが、カワウの背は茶褐色で、嘴の基部にみられる黄色は喉まで続いています。一方、ウミウの嘴に続く黄色は目の周りだけです。また、ウミウの背部の色合いは光沢のある緑色です。これらの違いから見分けることができます。
千葉県木更津市の金田漁港にて。
カワウです。ダム湖のフロートにとまって濡れた翼を開き、乾かしています。いつも羽の手入れを欠かしません。水中で食物をさがして、食後に濡れた羽を乾かしています。カワウは体が大きいこともあって飛び立ちやすいように手入れをしているようです。腕というか翼は疲れないのかな。
千葉県市原市の長柄ダム湖で撮影。
カワウのカップルが高い木の上で巣を作っていました。繁殖期を迎えた2羽で,後ろの頭頂部が冠羽のように見えているのがオスです。頸の後方が白い羽が目立ちますがこれも繁殖期のサインです。少し狭そうに見えますが卵は落ちたりしませんか。本当に大丈夫でしょうか心配になります。
大きいキャットフィッシュ(鯰の一種)をゲットして呑み込もうと苦闘しているカワウ。暴れるキャットフィッシュを逃すまいとして頭から呑み込もうと頑張っています。
千葉県と茨城県を流れる利根川にて撮影。
公園の池でひと休みのオスのカワウです。頭部と腿部に白色の繁殖期に生える生殖羽が見られます。
千葉県佐倉市の七井戸公園で撮影。
農業用水路で潜水泳法のカワウが「カパッ」と顔をだしました。なにもゲットできなかったのでしょうか?。
以上、カワウ:ペリカン目/ウ科、でした。
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光のプーさん
おはようございます。わーこんな魚を飲んでしまうのかと、ビックリです。カワウも魚も必死ですね。
鵜の目
光のプーさんへ
この時のカワウはずいぶん苦労しておりましたよ・・・逃げられそうになったのか潜ったりして時間をかけていたようです。
gutsmori
すばらしいショットですね!鳥もスゴイけど、さすが、淡水魚の宝庫、利根川ならでは!この魚、草魚とか連魚の子供だったりして(笑)
鵜の目
gutsmoriさん ありがとうございます。
撮影しているときにはよく判らなかったのですが長い髭が見えましたのでナマズ・・・キャットフィッシュとしました。どうでしょう?