ガンカモ目/ガンカモ科のシノリガモです。シノリガモは漢字で晨鴨と書きます。シノリガモはシベリア東部から北米大陸北西部で生活し繁殖しています。日本には冬鳥として晩秋に渡来して早春に生活圏に帰ります。
こちらはシノリガモのオスです。シノリガモは海岸の外海に面した波の荒い場所で生活し、海の比較的浅いところで潜水して貝類、カニ、エビ、小魚などの動物性の餌を食べています。
シノリガモの羽装はオスでは頭から背、胸にかけて黒味がかった紫色または青色の地にさまざまな模様の白斑がいくつか入って大変派手で美しい外観です。尾は黒くカモ類では珍しく尾を立てて泳いでいます。
千葉県匝瑳市の野手浜海岸にて撮影。
3羽ともにシノリガモのメスです。全体が灰黒褐色で、目先と頬に白っぽい淡色の斑があります。
シノリガモはシベリア東部から北米大陸北西部で棲息・繁殖しています。日本には冬鳥として飛来して越冬します。春になる前に北帰行してゆきます。
外海に面した波の荒い海岸で生活し、カニ、エビ、昆虫などの動物質の餌をよく食べます。
千葉県匝瑳市の野手浜海岸にて撮影。
シノリガモのペアです。千葉県の海では珍しく観察できました。普通は北の海に飛来するようです。右側がオスですが複雑でハデな模様をしております。左側がメスですがオスと比べて地味です。
千葉県匝瑳市の九十九里海岸で。
以上、シノリガモ:ガンカモ目/ガンカモ科、でした。にほんブログ村
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