コアジサシ

             チドリ目/カモメ科のコアジサシです。漢字では小鯵刺と書きます。            世界各地の熱帯地方および温帯地方で棲息・繁殖します。日本には夏鳥として本州以南の地域に渡来し,海岸などの砂浜や砂礫の多い場所に営巣し,繁殖しています。青空の中を小さな群れで交錯しながら猛スピードで上昇と下降を繰り返して飛翔する光景は潮風とともに素晴らしいものです。黄色い嘴の先に黒い部分が特徴です。額は白、そして目から後頭部にかけての黒い眼過線で精悍な印象があります。

                 千葉県飯岡海岸の小さな砂丘で撮影。

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青空をかけのぼるように飛翔して瞬時に滑空に入ったりを繰り返し、軽快に海原の上を飛び回っていました。 時折、海面に向かって急降下しています。時にはダイビングして海中で餌の小魚をとっているようです。

                    千葉県九十九里海岸にて撮影。

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コアジサシの飛翔です。よく見ると黄色い嘴の先に黒い部分があります。脚は黄色く、夏羽では体全体が白い羽装で、頭の上は黒、そして額は白いので見分けられます。翼だけでなく尾羽も綺麗に開いて飛翔する姿は眩いほどです。翼の外縁は黒い縁取りが見えます。

                     千葉県の飯岡漁港にて撮影。

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小型のアジサシの仲間。日本には夏鳥として渡来して川原や海辺で子育てをします。沢山の仲間とコロニーをつくり営巣する。巣は砂礫の地面に浅い窪みにつくる。産卵期は4~7月で通常2~3個の卵を産む。抱卵は19~22日である。繁殖期が終わると南の方に渡りを始める。その直前には砂浜や干潟などに何百羽の大群が見られる。集合して大群で渡りをするそうです。

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  コアジサシは沢山の仲間とコロニーをつくって営巣、子育てをしています。集団で飛翔しながら見張りと敵への威嚇で抱卵中の巣や、孵化したてのヒナの安全を確保しているといわれています。

                  千葉県飯岡漁港にて撮影。

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コアジサシが漁港近くの砂浜でエサをさがしておりました。時々鰯などをくわえているのが観察できました。

千葉県片貝漁港で撮影。

コアジサシです。嘴の先が黒く、白い眉班で頭は黒い小型のアジサシの仲間。日本には夏鳥として渡来し、海岸の砂浜にコロニーをつくり繁殖する。 飛翔が得意なコアジサシ。こうしたポーズから素早く反転して海面に向かって急降下して、小魚をゲットします。

チドリ目/カモメ科のコアジサシです。黄色いくちばしの先が黒く、脚は黄色の小型のアジサシです。日本には夏に渡来して繁殖するようです。

海岸に営巣して、子育てをしているようです。巣の近くなのか急にスクランブルを仕掛けてきます。立入禁止地域なのでしょう。ときおり海にダイビングし小魚をとらえていました。         千葉県飯岡市の海岸にて

以上、コアジサシ:チドリ目/カモメ科、でした。
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