オカヨシガモ：ガンカモ目／ガンカモ科

ガンカモ目／ガンカモ科のオカヨシガモです。漢字では丘葭鴨や丘葦鴨と書きます。オカヨシガモの棲息地はユーラシアおよび北米大陸の温帯から亜寒帯で、晩秋に冬鳥として日本に渡ってきます。

思いがけず国内では希少のオカヨシガモに出会えました。

千葉県習志野市の谷津干潟で撮影。

オカヨシガモの雄の羽装は黒い嘴、頭部から頸は褐色で、体は灰色で黒褐色の鱗模様がみられます。上下の尾筒は黒です。嘴は黒く脚はオレンジ色です。体長は50㎝です。ハシビロガモ、オオバン、ヒドリガモに混ざって浮遊しておりました。

千葉県習志野市の谷津干潟で撮影。

メスのオカヨシガモの羽装は全身が褐色で、黒褐色の斑があり、羽の外縁ほ淡い黄土色で縁取りがあります。嘴は橙黄色で、上嘴には黒色部が見られます。脚は雄と同じ橙黄色です。

千葉県習志野市の谷津干潟にて

以上、オカヨシガモ：ガンカモ目／ガンカモ科、でした。