フクロウ目/フクロウ科のコミミズクです。漢字では小耳木菟または小耳梟と書きます。

コミミズクは避寒のために晩秋の頃になると海外から冬鳥として日本に渡ってくる渡り鳥です。川原や水田、河川敷、畑などで野ネズミ、モグラなどを捕食しているようです。体の大きさに比して大きくて静かに飛翔できる翼でみごとな狩をします。厳冬期以外の海外での棲息地は北半球の寒帯及び亜寒帯の広い地域に棲息.繁殖します。

繁殖しています。

   先週、新聞の地方版に「県内の河川敷と水田にコミミズクを目当てに野鳥愛好家が集合しています。」のニュースが載りました。綺麗なコミミズクの飛翔している写真とカメラを携えた沢山の人々が見られた写真が臨場感を伝えています。息子と3歳の孫娘とで出掛けて行き、「寒い、寒い」と待ちを覚悟していますと日暮れ時になって水田の水量調節弁の取っ手に留まったところが一枚取れました。あたりが暗くなって彼らの活動時間に入ったころでしたが寒いのと暗いのでこのあたりが限界でした。

                                                                                                          千葉県我孫子市にて撮影。

コミミズクの頭の上にある耳のような形の部分は羽角と呼ばれますがこの部分が短いのが特徴です。平らな顔の部分を顔盤といいますがよく発達しています。体長は38㎝、翼長は99㎝もある中型のフクロウです。雌雄の羽装はほぼ同色です。

千葉県我孫子市の河川敷で。

以上、コミミズク:フクロウ目/フクロウ科、でした。
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